作業療法士という職業を知ったのは高校一年生の頃。
新生児期に病院でお世話になっていた話を聞いていたからか、
幼少期から看護師になりたいとぼんやり思っていました。
コロコロと将来の夢が変わっても何と無く
看護師になりたいと戻るような感じ。
中学生の頃はテレビで見た国境なき医師団とか
世界で活躍する医療職に憧れていました。
高校に入り看護学科のある大学の見学に行きました。
その学校に「作業療法学科」「理学療法学科」があり、
初めて作業療法士というものを知りました。
看護師以外の医療職について
少し調べるようになり、
心理カウンセラーや社会福祉士などにも
興味がありましたが、
「作業療法士」という職種に興味が湧き
志すことになりました。
薬ではなく、身近なものを使って治療する
作業療法というものに暖かさを感じ、
身近に精神障害の人がいたこともあり、
精神疾患の方の支援もできる
作業療法をしたいと思いました。
大学に入ってからは
一般の大学生と比べると授業もテストも大変で
実習があったりとっても忙しかったです。
厳しい授業に挫折して退学する同級生もいました。
それでも、専門的な勉強が楽しかったです。
グループワークも楽しかったです。
国家試験も無事に合格し、
2ヶ月の臨床実習でお世話になった病院へ
就職することになりました。