回復期病棟に勤めていた頃、
主婦で脳梗塞になった方を何人か担当していました。
退院した後の生活を想像しながら精一杯支援をしていましたが、今思うと当時大学を出たばっかりの独身のわたしでは想像が及ばなかったことが沢山あります。
子どもが小学校に上がり、わたし自身もタスクをこなすがとても大変です・・・
毎週持って帰ってくるお便りに目を通す。
まず失語症があるとお便りに目を通すのも大変。
そして、お便りの文面から近々必要な持ち物や提出物などの情報を見つける。注意障害とかあるとこれも大変そう。自称ADHDのわたしもかなり大変。まず、お便りの確認も忘れて、ママ友から教えてもらうことも多い。
そして、その情報を保持しつつ、期日までにタスクを完了する必要あり。
無いものは買いに行ったり、、
この辺り、子ども本人にもしっかりしてほしいし、旦那にも協力をしてもらわないと厳しいと思う。
ケータイのアラーム機能などをメモリーノート的にフル活用して忘れないようにする練習や、文章から必要な情報を得る練習って大事かも。
旦那や子ども、ママ友、先生とかとフォロー体制を作っておく提案もかなり大事。
実際には退院して見て、生活をしないと実感もわかないと思うけど、入院中に準備できることはしておきたいよね。
先輩のママOTがフォローしてくれていたけど、
実際に自分がその立場にならないと想像が及ばないことは多い。
色んな経験が作業療法には活きると改めて感じる。